KEIKA

昨日からの話。
辛くて長い一日だった。昨日の続きの話。

距離的にはいつもの猫病院よりも近くて、30分ちょっとなはずなんだけど、
思ったより渋滞していて、一時間以上かかってしまった。予約時間を少し回って到着。
急いで受付をしたが、それから小一時間ほど待たされる(そういえば前もそうだった)
次からは余裕を持って出て、受付時間より前に受付をしておく、というのが賢いのかも。

車の中のまあちゃんは、落ち着いているようにみえ、ドライブを楽しんでいるようにも見えた。
大型トレーラーが好き?なのか、窓から乗り出すように見ていた。
でも到着前くらいには、先日のねこ病院の時みたいに、何度も口を開けてはあはあとしてた。
口開けて呼吸って相当ひどい時だよね。イッセイもそうだった。思い出してしまう。。。

病院ではだいぶ落ち着いていたから、喉のせいというより、ドライブで興奮したか、
車の中で窓を閉めてたからそれで息苦しかっただけじゃないか、一昨日よりもちょっと
よくなってるんじゃないか? あの私たちの魔法の抗生物質が、ゆるゆると効きはじめて
きたんじゃないか??とか思ったりもしたけど、

研修医(?)みたいな女性との問診後、レントゲン、血液検査ということで、まあちゃんを
預かって行った。そしてまた小一時間後、青木先生登場。
先生は言った。
喉がかなり圧迫されていて、どうやらおできみたいなものができている。軽いポリープなら
内視鏡で取れるが、そうじゃなかったら生体(細胞)を取って確認する必要がある。
管が入らなければ麻酔をするしかないが、とりあえず麻酔しない方向で頑張ってみます。

そしてその後、ポリープじゃないっぽいし、喉の腫れが思ったよりひどくて管が入らない。
麻酔をして細胞を取るしかない。ポリープなら一番よかったが、どうもそうではないようだ。
リンパ腫ならまだいいけど、もっと悪い可能性も。
とりあえず、麻酔で生体を取るのは、通常の診察が終わってからになるので、
3時半か4時くらいにまた来てくださいと。その時間の長いこと。
携帯とipadで少し仕事しながら、でもそれにも身が入らず。

大学のカフェテリアで、ご飯は食べずにお茶だけして時間を潰して。
(まあちゃんも絶食中なので。。まあちゃんはお水もだけど・・)
ようやく3時過ぎに受付に戻る。そして4時過ぎにまた面談室へ。

リンパ腫でもショックだったが、先生は、リンパ種だった方が治療法はいくつかあると。
もしそれでもなかった場合、考えられるのは(うろ覚えだけど)「扁平上皮がん」。
この場合は、切ることもできないので、患部の下で胸の上部に穴をあけて空気を確保するしかない、と。
それだと毎日のケアが欠かせない。痰とか膿とか。それをちゃんとやっても長生きする見込みはほとんどない。高齢だし麻酔のリスクや出血のリスクもありますが、それでもやりますか、と。
ただ、やらなければこのまま同じような発作的なものが起こった時、体力が続かなくなば
そのまま窒息してしまうことになる、と。
夜辛そうなのをどうしようもないし、このままだといつか窒息するかも、と思うと、
やってもらうことは二人とも決めてたから、まあぞうが同意書を書くけど、
悪性だったら・・と思うと涙が止まらない。
施術の前に会わせてくれるというのも嬉しかったけど、怖かった。
もうこのまま会えない可能性もある。会えてももう先がないのかも。

「私諦めないから、まあちゃんも諦めないで?」「一緒に帰ろうね」「大好きだよ」
「私に看病させてね」とか、泣いちゃダメって思ったけど泣いちゃった。
施術見たいとお願いしたけど、無理な部屋だったらしい。
まあちゃんは、エリザベスカラーをしてて、にゃーにゃー鳴いた。帰ろうと言ってたんだと思う。

そして5時半に青木先生が、今から始めますと。麻酔の効果は30分ほどなのだと。
それから長い長い30分。
いろんなことを考えた。もし胸に穴開けることになったら。
ケアは毎日必要だし、仕事しながらとか無理だ。優先順位を考えたら、迷うものは何もない。
でも。なんて言おう。なんだかんだ言っても好きな仕事で好きなチームだった。
今日だって、ほんとの理由は言ってないけど、連休明けの週に2回目の休みも快諾してくれた同僚。
でも、やっぱりなにものにも帰られない。まあは私の、私とまあぞうの宝物なんだから。
もしこのまま会えなかったら・・・今日連れて帰ることはなんにせよ無理なんだけど、
入院してる間になにかあったら・・気が狂いそうに長い30分だった。
イッセイの時のことを何度も思い出した。また間に合わないの・・私たち・・・

そして。術室から出てきた時、先生の表情が明るい気がした。
これで最悪の検査結果だったら、この人オニだと思ったくらい。
そして、ポリープじゃなかったけど、リンパ腫だった。よかったです。
リンパ腫でよかった、なんて。そんな言葉を聞くとは。そしてその言葉に涙するとは。ほんとに?
悪性リンパ腫なのに?
青木先生は呼吸器系循環器系の担当だった。それからは腫瘍の担当の伊藤先生がこれからの
治療法について説明してくれた。

リンパ腫とは、白血病のようなもの、つまり血液の癌で、癌とは転移するもの。
そういうブログ見てきたしね。
でも先生曰く、猫にだけは、「全身性」と「局限性」とがあり、後者であったら転移する可能性が低いし、コントロールしやすい。喉とかはそういう可能性が大らしい。
もしそうだったら、抗がん剤と放射線治療で完治する場合さえあるらしい。

そんなことを言われて、信じていいの?
あとからまた突き落とされたりしないの?
絶対ではないことをそんな風に言われたら・・期待してしまう・・・

でもとりあえず、なんにしても、今日明日でどうにかなってしまうということはなくなった。
イッセイのように家に帰れずに病院で・・ということは多分今はない。
数か月先のことはわからないけど、たぶん今回は家には帰れそう・・・・

細胞を詳しく検査するので、ほんとうにそうなのかどうかは明日の午後に報告してもらうことに。
麻酔が切れたてのまあに会う。ふらふらして、最初私のことがわからないみたいだったけど、
だんだん意識がはっきりしてきて、すりすりごんごん、すごい甘えようだった。
帰りたかったんだと思う。ごめんね、不安にしちゃって。ごめんね、今日は連れて帰れなくて。
でもまあちゃんえらい。ありがと。頑張ったね。明日また来るからね。おうち帰れるからね。

明日の面会は2時半。その時には、検査の結果が出てる。
これからの治療法も相談しましょうと。
どうか。
どうか。
どうか。もう少し時間を下さい。あんなに頑張ったんですから。