KEIKA

火葬の日
まあぞうさんが予約してくれた。
一番遅い時間帯。
それまで最後のお別れ。
もう保冷剤の必要もないのでよけて、抱っこ。
がわるがわる抱っこ。ほおずり、ちゅー。
相変わらず固くなってない。
イッセイは一週間だったせいなのか?
もっと硬直してたような気がするけど、まあは全然柔らかい。

ゆうゆちゃんからお花が届いた。
いい香り。優しい色。ゆうゆちゃんらしい。
後でお礼の電話したら、号泣された。逆やって。

まあが好きだったこの家の全部を回った。
生きてる時もやったけど、ほんとの最後。まあぞうさんと二人で。
名残惜しいけど時間はやってきて。
焼くときの。あの扉が閉まる瞬間の壮絶な別離の悲しみは。
ほんとうにたまらない。
ご飯とまぐろと、おもちゃと門司港で買ったストラップを数珠代わりに。
ちっちゃいときよく遊んでたストッキングのボールをまた作って入れた。
ちっちゃい箱にはいるくらいになってしまった。
イッセイの時とおなじおじさんが納骨してくれた。
21年8か月って言ったら、すごくびっくりして、
すごくうれしそうに、長生きだったね、よかったねーって言ってくれた。
骨はもっとボロボロになってるかと思ったけど、
そんな高齢とは思えないくらい綺麗でしっかりしてて、白かった。
足の関節なんかもきれいで、最後までちゃんと歩けたねーとか、
カルシウムもきっちり取れてるし、お家で好きに暮らしてたんだねー
とか言ってくれた。幸せだったのかな。
厄を持って行ってくれるよ、とも。
分骨してもらった。カプセルの青とピンクの色も好きな感じだった。
大往生、なんだと思う。
まあは、私の為に、あの時を選んでくれたんだと思う。
自慢の、誇りの猫です。
だけど今はつらい。かなしい。
わたしの人生のなにかが完全に終わってしまった、という気持ちです。